ヒーリング

用語辞典

監修:美容経済新聞

概要

癒し。心理的・肉体的に安心感を得ること。

元来は新約聖書の中でイエス・キリストが人々を「healing=癒した」という記述が出てくるように、宗教的な使い方をされることが多かった。しかし日本では1980年代の「癒しブーム」以降、過度の緊張や慢性的な疲労が蓄積している人のために何らかの手段を施しストレスを和らげる行為を「ヒーリング(癒し)」と呼ぶようになり、さらに近年では周囲を和ませる雰囲気のある存在自体を「ヒーリング(癒し)系」などと呼び、年月を重ねるにつれて広義な使い方がされるようになっている。

具体的なヒーリングの手段はおもに、心に抱える問題・悩みなどに対し専門的な知識や技術を用いて行われる心理カウンセリングなどの相談援助、アロマセラピーやリフレクソロジーなどの手技や、瞑想・気功・ヨガなどの健康法によって肉体的・精神的に安らぎを得る方法などがある。また、レイキ、バッチフラワー、ホメオパシー、オーラソーマなど、欧米諸国で代替医療や補完医学として病院で実用されている手法もある。

美容へのアプローチ

エステティックサロンで行われるトリートメントは広義でヒーリングの一部に属するため、エステティックとヒーリングは非常に密接な関係にあるといえる。具体的にはアロマセラピー、リフレクソロジー、フェイシャルトリートメントやリンパマッサージなどハンドテクニックを用いて肉体・精神にアプローチするものが代表的。

また、「心の問題」が社会的にも取り沙汰されている昨今では、単に施術するだけではなくカウンセリング時にお客様の人間関係、仕事、家族、恋愛の悩みなどを丁寧に聴いてさしあげることにより、抱えている問題を整理するための一助に努めるなど、心理的なケアを取り入れるサロンが増えている。更にヒーリング音楽やパワーストーン、フラワーエッセンスなどのグッズやタロット・オラクルカードを用い、より深いカウンセリングを行うサロンもある。

それらヒーリンググッズが人を癒しに導くという科学的な実証はないが、占星術や心理学、スピリチュアル理論に似た非常に興味深い論理展開がされることから、幅広い層から支持を受けている。

関連製品

大自然の神様とエネルギーをつなげる“日本の神様カード”

日本各地の豊かな自然に宿る48の神々が描かれたオラクルカード。

山、川、森、岩石など自然のエネルギーと、カードを引く人自身のエネルギーをつなぐ役目をするとされている。使い方はシンプル。まず深呼吸をして心を研ぎ澄ませ、48枚あるカードの中から一枚手に取るだけ。そこに描かれた神様を確認し、セットになっている神様からのメッセージ(冊子)をじっくり読めば、励ましや気づき、癒しを得るきっかけとなる。

お客様とのコミュニケーションツールとして人気が高い。

11.12ヒーリング

 

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株式会社ヴィジョナリー・カンパニー
東京都新宿区矢来町109 神楽坂ローズビル3F
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