拡大する化学物質規制に関する会議と研究会

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2013.09.26

編集部

ANEC(欧州消費者協議会)とオーストリア規格協会消費者協議会(ASI CC)は、10月29日に「製品中の有害化学物質 – 強化されたEUの規制の必要性」と題した国際会議を開催する。

この会議は、オーストリアの保険省(BMG)、労働省、社会問題と消費者保護局(BMASK)、ベルギー健康・食品チェーン・安全・環境の公共サービス、デンマーク環境省(MST)、ドイツ連邦環境庁(UBA)、スウェーデン化学物質庁(KEMI)のパートナーシップに基づき企画された。法的措置のための具体的な選択肢を特定し、包括的かつ体系的なアプローチを開発するための製品中の化学物質に対応する法的枠組みの強化を目指している。

今日、化学物質規制は国際的に拡大傾向にあり、強力な消費者団体を持つ欧州・米国でその動きは活発である。日本では経済産業省を中心に、ワーキンググループ「化学物質規制と我が国企業のアジア展開に関する研究会」の第2回が10月3日予定されている。研究会の傍聴は経済産業省のホームページから、9月27日(金) 12時00分締め切りで予約可能(希望者多数の場合は抽選)。これは、6月の第1回に続いての開催で、情報スキームの統一化、アジア全体での情報共有スキームの構築展開を視野に入れた議論が行われている。

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