ソシエ・ワールド、2017年にも上場

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2013.10.29

編集部

エステ、ヘアーサロンの大手、株式会社ソシエ・ワールド(東京都渋谷区)は、4年後の2017年にも株式を公開する。同社の須藤政子社長が美容経済新聞社のインタビューに答えて明らかにした。同社の大株主ポラリス・キャピタル・グループ(ベンチャーキャピタル)とも上場に関して合意しており資本政策、会計管理、内部統制など株式公開に向けた社内準備を始めている。

ソシエ・ワールド須藤政子社長同社が株式を公開するのは、企業の価値を高め合わせて美容業界の産業価値向上に繋げるのが狙い。「株式公開は、社内向けに早くからアナンスしてきた。今年9月末現在で2,060名にのぼる社員も大方、承知している。上場は、東証2部を予定しているが現時点では、流動的」(須藤社長)としている。

同社は、1960年に創業して以来、今年で53年になる美容業界の老舗。前期(2013年3月期)の業績(単体)は、エステ事業(スポーツスタジオ含む)とヘアー事業合わせて売上高162億円、国内と海外(台湾)合わせた総店舗数が今年9月末現在で136店舗にのぼる。いずれも百貨店、ホテルなどを中心に出店し、高級路線を前面に押し出した店舗展開が特徴。

上場が実現すれば大証ヘラクレス市場に上場(2002年)したラ・パルレ(2010年倒産、上場廃止)に次いで2番目となる。

参考リンク
ソシエ・ワールド

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