ブレインウッズ、医療・医薬などメディカル動画に特化して翻訳提供

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2013.12.3

編集部

「通訳・翻訳・映像翻訳」の3本柱を中心にサービス展開しているブレインウッズ株式会社(東京都渋谷区)は12月2日、医療・医薬業界に特化した映像翻訳サービスの提供を開始した、と発表した。同社はこれまでにも医療機器メーカーや医薬品メーカーからの依頼で映像翻訳の経験が多い。「タブレットPCやクラウド技術の普及などにより映像での効率的な情報提供を望む企業などが増え、映像翻訳のニーズが高まっている」(同社担当者)こともあり、今回「メディカル映像翻訳サービス」として明確化した。

医療機器・医薬品メーカーや医療・介護サービス関連の事業者は、テキスト翻訳であれば、社内で翻訳するか専門の翻訳会社に依頼するケースが多い。しかし、映像翻訳は字数や尺合わせなどのスキルに加え、専用のソフトや機材、ナレーターや音声収録環境が必要となるため、一般的な翻訳作業に加え、映像に特化した翻訳技能と映像技術が求められる。

ブレインウッズには、それぞれの専門知識や技術を身に着けた翻訳者・通訳者総計1,500人以上が登録しており、うち医療・医薬分野の登録者は約100人。こうしたメディカル専門の翻訳者が忠実訳を作成し、それを元に映像翻訳者が映像や音声の長さに合わせてリライトを行う。いわば実務翻訳と映像翻訳の協業体制で業界の背景事情や専門用語を適切に反映しながら視聴者が見やすく、理解しやすい映像翻訳を提供していく。

ブレインウッズ_メディカル映像翻訳サービス例字幕入り動画制作の料金例は、映像の長さが10分以内の場合、字幕翻訳、字幕入れ制作、動画納品までの内容で、英語から日本語ケースは8万円(税別)~、日本語から英語ケースは10万円(税別)~。同社は映像用途や長さに応じて、本格的なスタジオ収録やポスプロによる編集から、スタジオを使わない簡易収録やPCによる映像編集まで多岐にわたる制作体制を使い分け、クライアントのこだわりや再生環境、予算に応じたサービスを提案することにしている。

参考リンク
メディカル映像翻訳サービスWEBサイト

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