ランコム、デジタルIQインデックスで1位ー米シンクタンク調査

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2013.12.13

編集部

米シンクタンクのL2(本社:ニューヨーク)は世界の化粧品会社のデジタル・イノベーションを評価するインデックスDigital IQ Index®をこのほど、発表した。2013年のランキング1位は高級化粧品ブランドのランコムで2位がキールズ、3位がロレアルだった。ランコム、キールズともに仏最大手ロレアル傘下のブランド。

L2は世界の化粧品会社85社を対象に、デジタルサイト、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルマーケティングなどの分野を測定基準に評価した結果をDigital IQ Index®としてまとめたという。1位から4位までにランクインした6社がGenius(最優良)、7位からの4社がGifted(優良)と各社のイノベーションへの戦略と成果を評価している。

ランコムは米国市場で2012年メディアマーケティングに15億ドルを投資しており、P&Gは2013年のメディアマーケティングの内、30%をデジタルマーケティングに投資したという。報告書によると2012年のビューティインダストリーの成長率は6%だったが、このうち電子商取引の成長は29%強とオンラインでの売上の拡大が顕著だったという。

さらに、同シンクタンクは米インターネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムが今年10月に高級化粧品を専門に取り扱うショッピングコーナーを立ち上げたことを指摘している。デジタル社会でどのように巧妙にデジタルメディアをマーケティング戦略として活用できるかがより一層重要になってきている。

Digital IQ Index® ランキング
1.ランコム
2.キールズ
3.ロレアル
4.ベネフィット コスメティックス
4.ボビィブラウン
4.エスティローダ
7.クリニーク
8.アビーダ
9.ベアエッセンシャル
9.MAC

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