ファンケルは、3月19日開催の取締役会において4月1日付でカスタマーサービスセンターカスタマーサービス・物流部を「カスタマーサービス部」と「物流部」に再編、「海外事業カンパニー」を「海外事業本部」に名称を変更することを決定した。また、4月1日付けで持株会社移行に伴い、健康食品部門と化粧品部門を分割し、子会社の「ファンケルヘルスサイエンス」と「ファンケル化粧品」を新設する。

ファンケルヘルスサイエンス代表取締役には、現ファンケル代表取締役副社長執行役員兼ヘルスカンパニーカンパニー長田多井毅氏が就任。また、ファンケル化粧品の代表取締役には、現ファンケル取締役専務執行役員ビューティカンパニーカンパニー長山岡美奈子氏が就任する。子会社とはいえ、初代社長に女性が就任するのは珍しいケース。ファンケル化粧品をどの様に成長軌道に乗せるか、手腕が注目される。2子会社の人事異動は、4月1日の株主総会と取締役会で正式決定する。