米CVSケアマーク、ヒスパニック系のドラッグストア買収

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2014.07.16

国際部

米国CVSケアマーク社は7月14日、フロリダ州マイアミを拠点にディスカウント薬局店を展開しているNavarro Discount Pharmacy(ナバロ・ディスカウント・ファーマシー)を買収する契約を締結したと発表した。買収契約にはナバロの33の薬局チェーン店、ナバロ保険サービス、慢性疾患及び特定疾患の患者に処方する専門薬局サービスの事業が含まれる。買収額などの詳細は明らかにされていない。

ナバロはヒスパニック系のドラッグストアで 携帯電話のサービス/販売、デザイナー・フレグランスの販売、店頭薬とビタミンの豊富な品揃えなどを武器にアメリカの伝統的なドラッグストアでは見られない多くの製品やサービスを提供することで差別化しビジネスを拡大してきた。年間売上高は推定で3.4億ドルを超えるとみられる。

CVSケアマーク社は総合ヘルスケア企業で子会社CVS/ファーマシーの小売事業部では7,600店以上のドラッグストアを全米で展開している。ナバロ・ディスカウント・ファーマシー買収後もナバロの薬局名とブランドは残して事業展開を続ける。米国で最も急成長しているヒスパニック人口におけるCVS/ファーマシーの地位を強化しナバロのブランドを追加することに興奮しているとCVS/ファーマシー社長のHelena Foulkes氏はコメントしている。

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