ヴァージンメディカル、HSP理論によるオゾン美白メソッドを解説

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2014.07.22

編集部

オゾン化粧品の「ヴァージンメディカル」(製造販売元:株式会社ブイエムシー、発売元:イクオス株式会社)はこのほど、慶応義塾大学薬学部との共同研究成果であるHSP理論によるオゾン美白メソッドに基づいた新美白商品「UV保湿ミルク」とサロンメニュー「オゾン美白フェイシャル」の販売を開始した。新商品発表会では、同ブランドのオゾン化粧品の効果に関わるエビデンスを解説した。

慶応義塾大学薬学部の水島徹教授まず、慶応義塾大学薬学部の水島徹教授(写真)が「HSPによるシミ・シワ予防」について基調講演した。
HSPとはヒートショックプロテインの略で、熱などの様々なストレスから細胞を守る役目の物質で、体本来が自己治癒力として備えている。水島教授は、「医療の分野を中心に研究が進み、美容においても最近ではHSP70がシミ、シワ、抗炎症に寄与していることがわかった。今回マウスを使った実験結果から、ヴァージンメディカルのオゾンジェルはHSP70を誘導し、紫外線による皮膚障害や、しみ、しわに対して保護的に働く可能性が考えられる」などと説明した。

オゾンは美容や医療への効果が報告されているが、安定しないことが課題となっていた。製造販売元の株式会社ブイエムシー、塩田剛太郎・取締役/研究所長は、「ヴァージンメディカルでは、植物性のグリセリンにオゾンを溶解することに成功し、オゾン化グリセリンとして特許取得・化粧品登録を行っている。オゾンを水に溶かしたオゾン水はオゾンが30分で半分になるが、オゾン化グリセリンは常温で3か月間オゾンを安定化できた」と説明した。

塩田所長によると、オゾン化グリセリンは、医療の分野では火傷や傷の治療に検討されており、現在歯科では口内炎や歯周病の治療、歯のホワイトニングに応用されている。傷や粘膜にも使えるほどの低刺激と即効性の細胞修復力を持っているのが特長で、「オゾン化グリセリンが何故高いアンチエイジング効果や美白効果を持っているのか不明だったが、水島教授との共同研究によりオゾン化グリセリンがHSP70を増強させることが解明された。敏感肌の人も高機能を実感できる」と今回の研究成果を強調した。

SONY DSC新商品の『UV保湿ミルク』(30mL、2,800円/税別=写真)は「オゾン化グリセリン」を配合しており、日焼け止め(SPF30 PA++)、日中の美白ケア、化粧下地など1本で6機能。また、サロンメニュー『オゾン美白エステ』は、サロン限定のオゾン原液ジェルやオゾン温感マッサージやHSPを高める高周波器などを使ったフェイスケアとなる。

参考リンク
「ヴァージンメディカル」

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