英国ではタンパク質摂取のバランスダイエットが復活

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2014.09.25

国際部

英国ではタンパク質を摂取する伝統的なバランスの取れた食生活が見直されているー英市場調査会社ミンテルが9月15日のブログでこのようなイギリス人のダイエットの傾向を明らかにした。

同社の調査によれば、イギリスの消費者の8割以上が健康維持のためにタンパク質は重要な成分であると認識しており、3割の消費者はタンパク質の摂取を増加しようと考えているという。この傾向はイギリスのみならず、イタリア、ポーランド、ドイツ、フランスなど欧州諸国でもみられる。

イギリス国内で高タンパク質の食品や飲料水の新製品開発は、2012年から2013年では16%も増加した。特に乳製品カテゴリーでのタンパク質の利点を追求した製品開発が際立っている。乳製品飲料は運動前と後の効果的なスポーツドリンクとして消費量が増加しており、ボディビルダーやスポーツ選手に限らず一般消費者の間にも浸透しているという背景が窺える。英国の消費者の63%は、プロテイン飲料を摂取すると、長時間、空腹感を感じなくなると回答しているという。

また、朝食時の乳製品飲料の摂取量もここ数年成長している。ミンテルの調査では、英国人の53%がタンパク質やオート麦を加えた乳製品ベースの飲料水は良い朝食になるとしており、健康促進の“朝食”メニューの技術革新が今後も続きそうだと予測している。

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