東洋新薬、「バラフ」に肌の潤いを閉じ込める作用を確認

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2015.04.16

編集部

株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は16日、「バラフ」が皮膚の保湿機能に寄与する皮膚バリア機能改善作用を有することを確認したと発表した。バラフは、南アフリカ原産のハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物「アイスプラント」を、佐賀大学農学部の研究開発により野菜化した佐賀大学発のブランド野菜。

葉や茎の表面に、宝石のようにキラキラと光る水滴のようなもの(ブラッダー細胞)がついていることから、スワヒリ語で「水晶」や「氷」を意味するバラフと名付けられた。ブラッダー細胞は、水分やミネラルの貯蔵器官として働き、乾燥した砂漠地域で生き抜くために重要な役割を果たしている。

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同社はこれまでに、臨床試験にてバラフの皮膚の保湿作用および抗シワ作用を確認している。そこで今回、バラフの保湿機能のメカニズムを解明するため、ヒト表皮角化細胞を用いて皮膚の水分調節機能およびバリア機能に及ぼす影響を評価。その結果、バラフは皮膚の水分調節機能を亢進し、また皮膚バリア機能を改善させることで、皮膚の保湿機能に寄与することが示唆されたとしている。

参考リンク
株式会社東洋新薬

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