唐津特産化粧品プロに6社参加、シャンプーなど開発し秋にも販売へ

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2015.08.11

編集部

佐賀・唐津特産の椿油を原料とした化粧品の共同開発プロジェクト「唐津特産化粧品プロジェクト」で、シャンプー、コンディショナーなどの商品開発に取り組んでいる。

同プロジェクトは、化粧品輸入代行・成分分析事業を行う株式会社ブルームなど地元企業6社が参画してコスメティック産業の振興と集積を目的に共同開発しているもの。当初は、今年7月にも商品化して市場投入する予定でいたが秋にずれ込む見通し。

DSC_0309同プロジェクトで開発するシャンプー、コンディショナーの原料は、島の宝100景に選ばれた加唐島に自生するヤブツバキ(写真)100%の椿油を原料に活用した唐津特産化粧品開発。

昨年11月に地元産原料を使ったコスメ開発に賛同するブルームやトレミーなど6社(表に参加企業と役割を示す)でプロジェクトを編成。加唐島産ツバキ油の成分解析などを地元大学と進めた。また、地元のヒトに分かりやすく取り扱いやすい商品として洗浄系化粧品(シャンプー、コンディショナーなど)を開発することを決め、今年7月にも商品化する予定で取り組んだ。しかし「商品開発の遅れから、当初予定の市場投入が難しくなり、秋にずれ込むことになった」という。

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関係筋では「当初の予定より商品化が遅れて市場投入の時期が遅れることになった。商品開発が頓挫することはあり得ない」としている。

同プロジェクトは、地元産原料を使ったコスメ開発の第1弾となるだけに開発動向が大きく注目されている。今後、商品開発後の地元観光協会や生活雑貨店などでの販売ルート活用による販売の行方に関心が移る。

参考リンク
ジャパン・コスメティックセンター
株式会社ブルーム

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