パーム油にも環境保全の国際規格

最新商品

2013.03.13

編集部

ユニリーバなどの多くのグローバル企業は、2014年からRSPO認証パーム油のみを使用することを計画していると、国際環境保全団体のWWFがウェブサイトに掲載した。

アブラヤシから採取されるパーム油の主な用途は食品原料だが、化粧品や洗剤の原材料としても多用されており、ここ数年で生産量が50%以上も増加している。特にアマゾンを中心として、世界的にアブラヤシの栽培が急速に広がり、自然環境の破壊や、地域住民の生活環境への影響など深刻な問題も増加している。
WWFは、世界各地の熱帯雨林に見られるこのような状況に対処するため、持続可能なパーム油(RSPO)という国際規格の採用を提案し、この度、南米のペルーが最終的にこの規格を採用したことを発表した。ペルーでは現在、RSPO基準のための国内法の整備中という。

#

↑