パナソニック国内、北米市場で理美容新商品投入

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2013.03.18

編集部

美容家電の異名を誇るパナソニックは、男性美容市場での業績拡大を図るため、付加価値の高い理美容品を新たに国内と北米市場で販売する。4月からメンズシェーバーなど新商品を国内市場に投入。同時に、北米市場で脱毛機、シェ―バ―に加え新商品ナノケアアイロンなど理美容商品全てを拡販する。今年度、北米市場での理美容商品の売り上げは、50億円を計画。

同社は、2013年度を男性美容元年と位置付け今年4月からセンサー搭載の髭そり「ラムダッシュ」(商品名)とバスタイム時に体毛や髪の手入れができる「ヒゲトノン」「ボウズカッタ―」「ボディシェーバー」の4新商品を国内市場に投入。また、6月からエステ機「頭皮エステ」を投入する。現在、同社の理美容事業における製品群は「メンズシェーバー」「メンズクル―ミング」「メンズエステ」の3つに区分し国内販売は、コンシューマーマーケットジャパンが統轄。理美容事業に占める男性化粧品の販売構成比率は約4割となっている。今年4月から市場に投入する新製品について「全身ケア」を提案しながら前年比2ケタ成長を目指す考え。同社が相次いで新製品を国内市場に投入する背景には、国内男性化粧品市場が2012年度で前年度比1.3%増の1008億円(経産省調べ)に達し2015年度には1500億円市場を形成する見通しで成長が期待できると判断したことによる。

同社では、国内市場への新商品投入と合わせて北米市場でも攻勢をかける。これまで米市場で販売してきたメンズシェーバーや脱毛機に加え、4月からミネラル効果で髪や皮脂をケアする「ナノケアドライヤー」「ナノケアアイロン」などのヘアケア付加価値品を市場に投入する。いずれも「パナソニックビューティ」のコンセプトを前面に押し出しながら美容商品専門店などの新たな販路を開拓して理美容全商品の売り上げを今年度50億円に持って行く計画。

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