ダイエット飲料に油断禁物

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2015.09.18

国際部

摂取飲料から見たカロリー摂取の傾向についての論文が9月11日、「Journal of Nutrition and Dietetics」オンライン版に掲載された。

論文は2003-12年におけるアメリカ成人の国民健康栄養調査から食物摂取状況を解析したもの。ここでは特に飲料に注目した調査を行っている。

飲料ではダイエット飲料、砂糖入り飲料、コーヒー、紅茶、アルコールを摂取する人はそれぞれ約21.7%, 42.9%, 52.8%, 26.3%, 22.2%だった。チョコレートやアイスクリームなどの高カロリー低栄養と考えられている嗜好品は90.1%の人が摂取していた。1日の平均摂取カロリーは高い順にアルコール、砂糖入り飲料、コーヒー、ダイエット飲料の順だった。コーヒーとダイエット飲料の摂取者は、全カロリー摂取は少なかったが、より多くのカロリーを嗜好品から得る傾向にあった。

研究者らは「健康的な食事を促進するための介入は、飲料の消費量も評価する必要がある」としている。

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