化粧品用途に最適化したマイクロニードルを開発

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2015.10.5

編集部

img_76243_1日本写真印刷株式会社(京都府京都市)は5日、化粧品に最適化した溶解性マイクロニードルの工法を開発し、評価用サンプルの提供を開始したと発表した。

同品は、精密型を用いたモールディング工法を採用しているため、精緻な針形成コントロールが可能となり、安全性や使用感に配慮した商品開発を支援することができる。

化粧品領域でマイクロニードルを採用する際の重要なポイントの一つとして、ニードルが皮膚へおよぼす侵襲度をコントロールする精度があげられる。モールディング工法を採用したことにより、基材の粘性等の条件から受ける成形時の制約を大幅に減らすことができ、数十~数百μmまで任意の長さのニードルを成形することが可能。

さらに、ニードルの先端形状を「フラット型」や「球型」にするといった設計変更が可能。先端形状を変更することにより、使用時の痛みを緩和することができる。また、化粧品としての品質評価の大きなポイントである「使用感」や「効果と痛みのバランス」について、幅広い選択肢を提供できる。

参考リンク
日本写真印刷株式会社

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