食事記録アプリ「あすけん」が栄養データAPIの提供開始

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2015.10.26

編集部

img_78673_1株式会社グリーンハウス(東京都新宿区)の子会社である株式会社ウィット(同)は26日、自社で開発・運用しているダイエットアプリ・ウェブサービス「あすけん」のユーザー摂取栄養素データを取得できるAPIの提供を開始した。

APIの提供を受けたウィットのパートナー企業は、データの共有の許可を得た「あすけん」ユーザーの1日の合計摂取カロリーや39種類の摂取栄養素などの統計データを取得することができる。

近年、高齢化に伴う医療費の増加、ウェアラブル端末の進化なども受け、予防医療やダイエットを目的としたさまざまなヘルスケアサービス事業を手掛ける企業が急激に増加している。

しかしながら、食事管理を行うためのメニューデータ作成や栄養計算システムの構築にはコストがかかるため、食事管理機能を伴うサービスを立ち上げることが困難だった。

そこで、APIを利用できれば、パートナー企業は食事管理機能を自社で開発・運用する必要がなくなり、運動・体重測定など各社の強みを活かした総合的なサービスを立ち上げることが可能になる。

料金は、摂取カロリーデータが無料、糖質・ビタミン・ミネラル等の摂取栄養素データが月額2万5,000円から(栄養素数やユーザー数による)。また、関連サービスとして、APIの提供に伴って、あすけん会員からパートナー企業サービスへ送客を行う広告メニューや、栄養素データ利用に関する管理栄養士のコンサルティングメニューの提供も開始する。

参考リンク
あすけん

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