繰り返す口内炎の原因は酸化ストレス

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2015.12.10

国際部

口の中にできる小さな潰瘍・「再発性アフタ性口内炎」。ビタミン不足や寝不足など、原因はさまざまに挙げられているが、研究はそれほど進んではいない。口内炎と酸化ストレスとの関連を示した初めての論文が12月1日、「International Journal of Dermatology」オンライン版に掲載された。

42人の口内炎患者と、対照となる39人の健康なボランティアを対象に研究が実施された。

口内炎の原因には、全身炎症によって引き起こされる酸化ストレスが考えられているため、研究では口内炎患者の酸化状態とDNA損傷の確認が行われた。DNA損傷は、アルカリ単細胞ゲル電気泳動(コメットアッセイ)を、血しょうレベルの総抗酸化状態および総酸化状態は、自動測定方法を用いて評価した。

その結果、健康な対照グループと比べ、口内炎患者のグループでは、総抗酸化状態および酸化ストレスを示す値が有意に高かった。また、口内炎患者ではDNA損傷が多く見られた。酸化ストレスの増加と口内炎発症との間に関連があると示唆された。

酸化ストレスとは、酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用。喫煙や慢性疾患のほか、老化でも多く見られるため、 アンチエイジングの分野で注目されている。

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