休暇中に増えた体重は休暇後も戻らない・・・

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2016.02.10

国際部

休暇中にはスポーツをする機会が増えるものの、体重は増加する傾向にあるという研究が発表された。詳細は「Physiology & Behavior」3月号に掲載予定。

この研究は、米国ジョージア大学食品・栄養学部の研究者らによるもの。成人の1-3週間の休暇が体重増加に関係するか、またその体重は維持されるのかを調査した。休暇に入る122人の成人を対象に、休暇前後の身長・体重・血圧・ウエストヒップ比・身体活動の有無・ストレスを測定した。

休暇中に体重増加が見られそのまま持続。調査完了となる休暇終了の6週後には0.41-0.11kgの体重の増加が記録された。この体重増加にBMIによる差はなかった。ストレス指標のPSSは減少し、総身体活動は休暇中に増加、休暇後には減少となった。研究者らは、休暇中に増加した体重は増加したままとなるため注意を促している。また休暇中に運動を増やしてもこの体重増加は防げないようだともしている。

この研究では、1-3週間を「短期休暇(Short-term vacation)」と呼んでいることから、日本の休暇にはそのまま当てはまらないよう。ご参考まで。

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