資生堂、大阪に国内向け新工場を設立

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2016.02.9

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区)は、新たなグローバルサプライチェーン拠点を大阪府茨木市に設立する。

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スキンケア製品のマザー工場として現・大阪工場を移転し生産能力を増強するほか、物流を担う新拠点「関西統合センター(仮称)」も同敷地内に新設する予定。

新工場は、現有のおよそ1.5倍の生産能力を有し、スキンケア化粧品のマザー工場の役割を担う。さらに、同敷地内に、国内外向けの物流機能と商品の保管・出荷機能を併せ持つ、新物流旗艦拠点「関西統合センター(仮称)」を新設する。これら新拠点への投資額は合わせて約400億円を見込み、2018年度に着工、2020年度より稼働を目指す。

今回の新工場設立は、中長期戦略「VISION 2020」の一環。資生堂では、世界に通用する強いブランドを育成するため、「センター・オブ・エクセレンス」の考え方を基に、スキンケアは日本、メーキャップとデジタルマーケティングはニューヨーク、フレグランスはパリといったように、各カテゴリーにとってグローバルに影響力を持つ最先端のエリアで情報収集・戦略立案・商品開発などをリードし、全世界のマーケティング展開に活かしている。

なかでも、日本で開発・生産されるスキンケア化粧品については、高品質な「メイド・イン・ジャパン」製品の象徴的存在として、日本国内のみならず中国、アジアをはじめとする世界中で需要を拡大する戦略を推進している。今回新たに設立するグローバルサプライチェーン拠点は、この戦略に大きく寄与する存在になると考えている。

「新・大阪工場」はグローバルに展開する、中・高価格帯の中心ブランドを生産するスキンケア化粧品のマザー工場として、高品質の商品を生み出すために、経口薬製造において採用されている基準と同等の国際規格ISO22716に準拠した厳しい製造・品質管理を徹底。また、これまで培ってきたスキンケア生産のノウハウを基盤に、ロボットと人が協働しながら高効率な生産技術を創造する「未来を創る工場」としてリードしていく。

「関西統合センター(仮称)」では、これまで、工場(生産)・物流センター(保管)・商品センター(出荷)の各機能別に分かれていた物流フローを統合し、原材料の入出庫・保管、工場で生産した商品の保管・出荷までを一体で行う。最新の物流技術を導入し、ロボットを活用した商品の仕分け、ピッキング、保管が行える効率性の高いピッキングシステムなどを採用。更に短時間・低コストでの運用が可能となり、効率的な商品供給体制を目指す。

【「新・大阪工場」および「関西統合センター(仮称)」の概要】
<名称>
工場:資生堂 大阪工場
物流拠点:資生堂 関西統合センター(仮称)
<建設予定地>大阪府茨木市彩都東部地区
<土地面積>72,350平方メートル(約2.2万坪)
<建築面積>工場:15,000平方メートル 物流拠点:13,000平方メートル
<階数>工場:地上4階建 物流拠点:地上5階建
<新工場 生産品目>スキンケア製品等
<新工場 生産能力>年間約1億個
<投資規模>約400億円
<着工時期(予定)>2018年度中
<稼働開始(予定)>2020年度中

参考リンク
資生堂グループ企業情報サイト

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