職場での深刻な臭いハラスメント対策 消臭カードの販売急増

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2016.03.30

編集部

持ち運べる消臭カード「エアクラスターカード」販売を展開している株式会社KTS(愛知県名古屋市)は、職場の悪臭で不快を感じる「スメハラ」(スメルハラスメント)対策の一環として法人での採用が急増、このほど販売実績が半年で4000枚を突破したと発表した。

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職場のハラスメントとして「スメハラ」被害を訴える従業員は少なくない。一般企業80社を対象に行った調査によると「スメハラによる被害にあったことはありますか?」という問いに対し「はい」と答え企業が80社中39社と約半数を占め、把握しきれていないため「分からない」は25社となり、「いいえ」16社を上回っている。

具体的な被害としては、「口臭」、「同僚の男性社員の周り」など他人から直接受けるスメハラと、「会議室やエレベーターなど、締め切った場所」などから感じる空間スメハラが挙げられた。

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一般的なスメハラ対策としては、 個人レベルでは清潔感を保つようにする、消臭機能付き下着をつける、制汗スプレーをつける、イオン消臭効果のあるシャンプーや石鹸を使う、消臭スプレーや香水を身にまとう、などが挙げらる。また企業側では、会議室やエレベーターなどに芳香剤、消臭剤を置く、スメルマネジメント講習を開く、空気清浄機を置く、などを行っており、中には「苦情」ラインの設置などもあるという。

同社が販売する「エアクラスターカード」は空間スメハラ対策の一環として法人での採用が急増しており、2015年10月販売開始から半年で4000枚の販売を突破した。カード型シートから放出されるイオンが周辺の悪臭、アレルギー物質等を不活性化しカットするため、名刺入れやポケットの中に入れて利用できる。

また、会議室や従業員が多く集まる場所に空気清浄機設置する代わりに、エアクラスターシートを配置することで、費用対効果の高い空間スメルマネジメントとして企業が活用するケースも増えているという。

エアクラスターは、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、レアアース(希土類)などで構成される赤外線放射性セラミックと、活性大豆脂肪酸など植物性由来成分を染み込ませたマイクロカプセルをナノ化し不織布に織り込ませたもの。空気中の水成分(湿度)を高密度クラスターイオンに反応させることで(H+イオンとOH-イオンに分離)させ、浮遊ウイルスや各種最近、カビ菌等の作用を抑えるメカニズムとなっている。

参考リンク
株式会社KTS

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