コーセーの中国語表記「高絲」が中国で”馳名商標”に認定

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2016.05.24

編集部

株式会社コーセー(東京都中央区)の登録商標である「KOSÉ」、及び「高絲」(コーセーの繁体字表記名)が1月18日付で、中国において”馳名(ちめい)商標”としての認定を受けた。

コーセー中国“馳名商標”とは、中国全域において高い知名度を有する商標として、国家工商行政管理総局等により認定され、第三者による複製・模倣から保護される商標のこと。

同社は、1987年に中国に進出し、「KOSÉ」及び「高丝」(コーセーの簡体字表記名)を企業ブランドとして、また、「高絲」は、1960年代より台湾を中心とするアジアにおいて、広く用いてきた。

現在、「KOSÉ」は中国商標登録第723291号、「高絲」は中国商標登録第272825号として、それぞれ同社の登録商標となっている。

このたび、第三者の中国企業により同商標が複製・模倣された登録商標に対する登録異議申し立てを通じて、「KOSÉ」及び「高絲」が馳名商標の認定を受けるに至った。

これは、約29年間に及ぶ中国でのマーケティング活動にもとづく、中国全域へのブランド価値の浸透が評価されたものと受け止めることができる。

同社は、日本発の「コスメデコルテ」や「雪肌精」、中国専用ブランドの「AVENIR」など様々なブランドで、中国市場において積極的な展開をしている。

参考リンク
株式会社コーセー

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