遅くまで起きている人はファストフードの消費が多い

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2016.06.16

国際部

6月11-15日に米国デンバーで開催された睡眠学会学術集会で、睡眠と体脂肪、食習慣との関連を検討した研究報告がなされた。

以前の研究では、寝るのが遅い人はBMI値が高く、食事内容が貧しく、運動が少ないという結果が報告されている。今回の研究では、BMI・体脂肪、食事・運動と概日リズムおよび睡眠のタイミングについての関連を評価した。

研究参加者は、睡眠、食事のカロリーとパターンを計測するリストバンドと身体活動を計測するSenseWearアームバンドの7日間の装着を終えた、平均年齢26.8+7.3、18~50歳、睡眠時間6.5時間超の健康な男女96人。BMIおよび体脂肪は、全員正常範囲だった。

睡眠開始時刻はBMI、体脂肪率、カロリー摂取量、運動と関連がなかったが、ファストフード摂取量とは有意に関連していた。寝る時間が遅くなると、野菜の摂取量が減った。睡眠開始時間とファストフード、野菜の摂取との関連は、女性より男性で強かった。

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