男性の”サビ厄年”は、40歳? 見た目年齢にも影響

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2016.06.20

編集部

アスタリール株式会社(東京都港区)と、名古屋大学発のベンチャー・株式会社ヘルスケアシステムズ(愛知県名古屋市)は、20代~80代の男女767名を対象に、身体のサビつき(酸化)とライフスタイルの関係について調査した。その結果、男性の身体のサビつきの傾向は、40歳を境にライフスタイルによって顕著な差がみられることが明らかになった。

グラフ10

呼吸で吸い込んだ酸素は血液によって体内の細胞に取り込まれ、ミトコンドリアによって糖や脂肪を燃やす燃料として使われる。

ところがその過程で、一部の酸素は酸化する力が非常に強い「活性酸素」に変化することがある。

「活性酸素」は強い酸化力で体内に侵入した病原菌を退治する重要な役割を担う一方、ストレスや生活習慣の乱れなどで過剰に発生すると、正常な細胞まで傷つけてしまう。

このダメージがいわゆるサビつき(酸化)で、老化や生活習慣病、がんなどの原因となると言われている。

この調査では身体のサビつきを示す「8-OHdG」値を基準に、サビの度合いを比較。「8-OHdG」とは、活性酸素によってDNAが損傷されることで生成された物質で、現在最も広く用いられている酸化ストレスマーカーの一つ。動物種を問わず尿を使って評価することができる。

40歳以上の男性のサビつきに影響していたライフスタイルは喫煙、飲酒、運動で、特に喫煙と飲酒は、同じ習慣をもたない男性と比べて、サビつきが有意に高い。

また、激しいトレーニングの積み重ねでサビつきが高いと予想されるアスリートを調査したところ、一般男性と比較して有意にサビついていることがわかった。

グラフ8一方で、サビつきとは切り離せないアスリートでも、抗酸化成分・天然アスタキサンチン(アスタリールが販売するサプリメント「アスタビータスポーツ」「アスタビータe」)を習慣的に摂取することによりサビつきが軽減することが明らかになり、リカバリーにも差が出ることが示唆された。

グラフ6

さらに、40歳以上で「実年齢より若く見られる」人は、「見られない」人よりもサビの値が低いという結果も得られた。

参考リンク
アスタリール株式会社

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