コーヒーを控えても月経前症候群には影響しない

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2016.07.19

国際部

カフェインは月経前症候群に影響を与えないという研究が7月6日、「the American Journal of Clinical Nutrition」オンライン版に掲載された。

実質的な生活の質の低下となる女性の月経前症候群(PMS)は、月経のある女性の15~20%に影響を与えているという。PMSの女性の多くは、カフェインの摂取を最小限にするようアドバイスを受けている。

今回の研究では、全カフェイン量、コーヒーまたは紅茶の摂取量とPMSとの関連を、米国看護師健康調査IIの数千人のデータから調査した。

対象者は調査開始時点(1991年)でPMSの症状はなかった。1993~2009年にかけて各年アンケート調査を行い、PMSの症状についての回答を得た。カフェイン摂取量については4年に1度のアンケート調査を行った。喫煙、BMIなどの調査は2~4年ごとに行った。

年齢、喫煙、およびその他の要因で調整後、総カフェイン摂取はPMSとは関連していないことがわかった。高カフェイン入りコーヒー摂取は、乳房圧痛などのPMS特定の症状のリスクとも関連していないことがわかった。

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