資生堂、化粧品専門店のメーキャップ技術甲子園を開催

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2016.08.12

編集部

資生堂ジャパン株式会社(東京都港区)は、全国の化粧品専門店の若手経営者・後継者で組織する「NCC(=New Chainstore Circle)若手経営者の会」と協働で『第4回NCCコスメティック甲子園 全国大会』を8月2日に開催した。

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地方予選を勝ち抜いた30名の代表が東京・板橋の「資生堂美容技術専門学校」に集結。

中四国エリア代表の立本 陽子さん(徳島県・ひかりや)が金賞を受賞し、2016年の化粧品専門店メーキャップ技術日本一の栄冠を手にした。

2013年にスタートした『NCCコスメティック甲子園』は、全国の化粧品専門店の店頭スタッフがメーキャップ技術を競い合い、日本一を決定する大会。

第4回を迎えた今年の大会には過去最大規模の506名の店頭スタッフが出場し、4月から地方予選会を開催。各地で熱戦が繰り広げられてきた。

NCC若手経営者の会のメンバーや審査員、応援のために駆けつけた全国の化粧品専門店、同社社員らが見守るなか、カウンセリング15分、メーキャップ実技30分の計45分間で行われた競技終了後に上位入賞者への表彰が行われた。

【第4回NCCコスメティック甲子園 全国大会 上位入賞者(8名)】
■金賞(第1位):立本 陽子さん(中四国エリア代表/徳島県・ひかりや)
■銀賞(第2位):田代 由美さん(中四国エリア代表/山口県・わたなべ ラ・セサミイオンタウン防府店)
■銅賞(第3位):田口 典子さん(関越エリア代表/栃木県・ヴェル)
■入賞(第4位):高橋 光子さん(首都圏エリア代表/東京都・福助)
■入賞(第5位):小笠原 奈奈さん(東北エリア代表/青森県・大元)
■入賞(第5位):岡田 有南さん(近畿エリア代表/奈良県・スキンケアハウスオカダ)
■入賞(第6位):岩木 美恵子さん(中部エリア代表/石川県・ドラッグいわき)
■入賞(第6位):池谷 圭美さん(近畿エリア代表/奈良県・ルナ化粧品店)

2015年10月に発足した資生堂ジャパン株式会社は、今年1月の組織改編により、化粧品専門店を管轄する「専門店事業本部」を新設。

同本部は「ブランドを軸に、お客さままで一気通貫する統合マーケティング」をさらにすすめていくとともに、「NCC若手経営者の会」などとの協働取り組みを通じて、各地域の化粧品専門店さまとの関係をより緊密にすることで、エリアに根差した活動を強化している。

「NCC若手経営者の会」(NCC=New Chainstore Circleの略)は、2006年8月に設立され、誕生から10周年を迎えた資生堂化粧品を扱う全国の化粧品専門店の若手経営者・後継者で組織する自主運営組織。会員数は現在約70名(対象店:約220店)。

流通環境や消費動向の変化を受け、化粧品専門店はより高度な専門知識、技術とおもてなしの心で、来店者一人ひとりにきめ細かく対応することが求められている。お客から高い支持を得られる次世代の化粧品専門店の創造に向け、自らの経営意識の向上と、経営する化粧品専門店の活性化を目的に、勉強会などを定期的に開催している。

資生堂グループは、6つの地域本社によるグローバル経営体制を2016年より本格始動しており、日本地域を管轄するのが「資生堂ジャパン株式会社(代表取締役社長:坂井透)」だ。

7月からは、全国の事業所を化粧品専門店ビジネスを管轄する「専門店事業本部」と、組織小売業を中心としたブランド事業を管轄する「コスメティクスブランド事業本部」に再編し、「地域のお得意先さまやお客さまとの距離を縮める、ビジネス領域別の市場最適化とスピードアップ」に取り組んでいる。

参考リンク
株式会社資生堂

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