おなかにいい食物繊維で「悪玉菌」も増える?

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2013.05.23

編集部

食物繊維を多く取ると、O157などの感染症の増加につながる可能性があることが、「米国科学アカデミー紀要」に掲載された。

Steven D. Zumbrun氏らの研究によると、食物繊維が豊富な食事のマウスの腸内細菌の量は、食物繊維が乏しい食事のマウスに比べて高かった。「善玉菌」も「悪玉菌」も、ともに増加するということがわかった。
研究者らは、「善玉菌」増加によるダイエット効果や脳卒中などの予防に効果が見られる一方で、「悪玉菌」であるO157大腸菌の増加にもつながることを指摘。高繊維食は健康維持に役立つが、食品の汚染には十分に警戒が必要としている。

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