ホルムアルデヒド廃止の動き、米の州議会でも

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2013.05.27

編集部

米国ミネソタ州議会は、子供用パーソナルケア製品にホルムアルデヒド使用禁止を提案した。今回の対象は 8 歳未満の子供向けのローション、シャンプー、石鹸などで、発がん性物質とされるホルムアルデヒドとホルムアルデヒド放出防腐剤の使用禁止を立法化しようとするもの。

ホルムアルデヒドおよびホルムアルデヒド放出防腐剤は、皮膚がんとの関連が疑われている成分だが、シャンプーやローションで特に多く使用されている。欧州連合 (EU)では、パーソナルケア製品へのホルムアルデヒドの使用を制限しており、ホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒド放出成分を使用した場合はラベルへの表示が義務付けられている。また、2011年にジョンソン·エンド·ジョンソン社が、乳幼児製品からホルムアルデヒドを除去することを発表。その後、2015年までに成人用も含む全ての製品から有毒化学物質の使用廃止することを決定するなど、世界的に使用廃止の動きが出ている。

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