健康機器メーカーの株式会社フジ医療器(大阪府大阪市)は、座るだけでお腹周りの筋肉を鍛えることができる電動式の体幹スロートレーニングマシン「体幹トレーナー FF-100」(以下、FF-100)をこのほど発売した。

フィットネス機器市場では、自宅における腹筋運動や骨盤の引き締めなど、「体幹」を鍛えられるトレーニングが注目されている。体幹とは、頭や手足を除く人の胴体のことで、あらゆる動作の土台だ。

特にお腹を引き締める表層筋肉「腹直筋」や「腹斜筋」、さらにその内側の深層筋肉「腹横筋」が体幹を支えている。体幹の衰えは腰痛・姿勢悪化・骨盤のゆがみ・基礎代謝の低下などに影響するため、体幹をしっかり鍛えるトレーニングは健康な体づくりのために重要だといえる。

「FF-100」は、座るだけで手軽に鍛えることができる電動式の体幹スロートレーニングマシン。電動で椅子がゆっくりと左右に傾斜し、体が揺さぶられて崩れそうになった姿勢を保持・修正しようとする動作がお腹周りの腹筋を刺激し、体幹を鍛える。電動動作による無理のない運動なので年齢を問わず体幹トレーニングができる。

■製品特長
(1) 座って姿勢をキープすることで体幹を鍛える
椅子が左右に電動で傾斜する際に、自身の姿勢をまっすぐ保持する動きをすることで体幹を鍛える。骨盤周りには4つのエアーバッグを搭載し、傾斜時にエアーで圧をかけることで負荷を強くすることができる。

(2) 目的に合わせて選べる3つのコース
強めにトレーニングしたいとき、骨盤まわりを集中的にケアしたいとき、などの目的に合わせて3つの中からコースを選べる。

(3) 乗り方の工夫で負荷レベルを変えられる
「FF-100」は、自動コースの選択だけでなく、乗り方の工夫次第で体への負荷の強弱を調節することができる。負荷を弱くしたい場合は脚を曲げて座り、強度を高めたい場合は脚を伸ばし、さらにバランスボールなどで脚を上げると不安定な姿勢になるため、より負荷が強まる。座った状態でのトレーニングですので、テレビを見る、本を読むなど、「ながら」トレーニングもできる。