夏と冬で異なる実感、冬はメイクの“乾燥くずれ”に注意

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2017.02.21

編集部

株式会社オレンジページ(東京都港区)は、「オレンページくらし予報」で全国の女性を対象に「冬の肌とベースメイク」について調査した。

空気の乾燥注意報がお天気ニュースで流れるころになると、肌にも気になる乾燥問題が発生。さらに、7割以上の人が週に3日以上メイクをすることもわかったこの調査では、意外に知られていない冬肌の問題がクローズアップされた。

調査の結果、冬の肌悩み1位は乾燥、その一方で「乾燥しているのにだんだん脂が浮いてくる」と5割が回答した。また、冬のファンデーションに求める2大機能は「のび」49.3%と「うるおい成分」36.0%だった。

今回の調査で「冬のあなたの肌の調子を採点するなら、平均して100点満点中、何点ぐらいですか?」と、肌の自己採点を聞いてみたところ、回答数790人の平均は53.5点だった。この結果は、決して多くの女性が自分の冬の肌の状態に満足していない、ということを表している。

「冬の時期、顔のスキンケアについて、お悩みや困りごとはありますか?」という質問の1位はやはり「肌が乾燥する」64.9%。2位の「シワ、小ジワ」42.8%も、乾燥問題が基本にある。

そして「冬のスキンケアで、あなたはどんなことを重視していますか?」では「十分に保湿して、乾燥を防ぐ」81.4%と、ケア面でも乾燥対策を多くの人が実行中の様子。ところが、「冬に肌は乾燥しているのに、だんだん脂が浮いてくる経験をしたことがありますか?」と聞くと、約半数の49.1%が「経験がある」と回答し、意外に「乾燥しているのにテカっている」という肌悩みを持つ人が多いこともわかった。

また、「冬場、“肌が乾燥しているとメイクがくずれやすい”と感じますか?」に「とても感じる」と答えた人が29.2%、「ややそう感じる」が44.5%と、程度の差こそあれ、73.7%が「肌が乾燥しているとメイクがくずれやすい」と感じているようだ。

一般的に、肌の水分量を保つ役割をするという皮脂だが、肌の水分が乾燥で失われていくと、それ以上の水分減少を防ぐためにさらに皮脂分泌量が多くなっていく。これは肌の自助努力で、むしろ「乾燥しているから脂が浮く」のだ。「夏と冬では“メイクのくずれ方が違う”と思いますか?」には「とてもそう感じる」・「ややそう感じる」を合わせて84.6%と、多くの人が冬の特徴的な「乾燥くずれ」とでもいうものを実感している。

「冬のファンデーション選びで気をつけていることは何ですか?」では、1位「のびがよく塗り広げやすい」49.3%、2位は「うるおい成分が入っている」36.0%。かさかさの肌にも塗り広げやすく、しかも塗っているだけで乾燥から冬の肌を守ってくれる、高機能のファンデーションが欲しい、と多くの女性が感じていることが明らかになった。

参考リンク
株式会社オレンジページ

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