独BASFグループ、インドでイノベーションプロジェクト発足

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2017.03.15

国際部

ドイツの化学最大手BASFグループはインドのムンバイに新たなイノベーションキャンパスを開設して研究事業を強化するとこのほど発表した。

このプロジェクトはアジア太平洋地域では最大のR&D事業となる予定で、最高5000万ユーロの投資を計画している。同社の100%小会社 BASF Chemicals India社の統括の下、インドにおける同社の既存のR&D活動を拡大するほか世界市場で需要が増加する特殊化学品の広範囲の研究開発を担う。パーソナルケア、家庭用消費材、自動車産業、食品産業など多くをカバーするものとなる。

約20,000平方メートルの新キャンパスは、科学技術研究所、近代的なオフィススペース、従業員のアメニティ施設などを完備しており科学者300人あまりの研究を支援することができるという。インドのトップ科学者を主導にする 産学連携で研究活動を推進していく。

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