ダヴ、米国市場でベビーケアラインを立ち上げ

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2017.04.17

国際部

英蘭系日用品ユニリーバのブランドでスキンケアを展開するDove(ダヴ)は、ベビーケアライン「Baby Dove」を米国市場向けに立ち上げたと4月5日、発表した。米国で1957年に誕生したダヴは、今年で60周年を迎える。2010年秋にダブ初の男性向け洗顔シリーズ「Dove Men+Care」をリリースして以来のライン追加となり、赤ちゃんの肌に不可欠な水分や栄養分を補給する製品ラインを開発した。

「Baby Dove」ラインでは、リッチモイスチャー・バー(石けん)、リッチモイスチャー・ウォッシュ、リッチモイスチャー・ローション、リッチモイスチャー・ハンド&フェイスワイプ、リッチモイスチャー・シャンプーと5品目を取り揃えた。米大手のドラッグチェーンやスーパーマーケット、およびアマゾンなどのオンラインショッピングサイトで購入できる。小売価格は小売業者によって異なるが、石けんが2ドル50セント前後、その他の製品は5ドル〜10ドルの価格帯で販売。

同ブランドは、長年にわたり“美の定義”を広げるには、女性をサポートしてきた。今回のベビーラインの立ち上げにあたり、すべてのママとパパを応援するキャンペーンを始動させた。

同社が独自に調査した研究で、9割の新米ママは“完全なお母さんの理想に収まるように圧力を感じている”ことが示された。7割以上の母親は、自分のしていることが赤ちゃんにとって良いかどうか、疑問を抱えていることも判明した。ダヴは、さまざまな環境で子育てをする米国人親子のビデオをYouTubeでリリースすることで、 “完璧な親”という正論はなく、赤ちゃんと自分達自身のために最善だと思うことを実践するよう奨励していくという。

参考リンク
Dove.USA (公式サイト)

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