「カラダファクトリー」独自整体法でQOL向上 研究発表

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2017.04.24

編集部

整体×骨盤サロン「カラダファクトリー」などを海外・国内に290店舗以上展開する株式会社ファクトリージャパングループ(東京都千代田区)は、株式会社インクルーシブ教育研究所の片野 氏、岩手医科大学講師の山下 氏と『A.P.バランス整体法の身体的痛みとQOLに対する効果』について共同研究を行い、4月発刊の「日本予防医学会雑誌」にて内容を発表した。

A.P.バランス整体法の効果を検証するため、全身の痛みとQOLについて、施術前後での比較を行った結果、身体的痛みの軽減とQOL向上にA.P.バランス整体法が寄与することが示唆された。

「A.P.バランス整体法」とは首(A:アトラス)と骨盤(P:ペルビス)のバランスを整えることで、心身のトラブルを改善していくというカラダファクトリー独自の理論に基づいた施術法。

厚生労働省の「平成25年 国民生活基礎調査の概況」によると、健康に関する自覚症状の1位・2位は男女ともに肩こりと腰痛で、千人当たりで換算すると肩こりの自覚症状がある人は男性 60.2人、女性 125.0人、腰痛は男性 92.2人、女性 118.2人です。これらの身体の慢性的な痛みは、日常生活を制限し、QOLを低減させる。そのため、日常的な身体的痛みを軽減することは、国民の健康福祉向上のために重要といえる。

比較的軽度な痛みに対しては、セルフケアに加え、マッサージや整体、リフレクソロジーなどの商用サービスの利用が見らる。国内にリラクゼーションとしての整体やマッサージなどの商用サービスは数多く存在するが、その体系的効果を検証したものは少ないため、カラダファクトリー独自の「A.P.バランス整体法」について、その身体的痛みとQOLに対する効果の検証を行ったという。

検証は、日常的に身体のどこかに軽い痛みを有する成人ボランティア47名に対し、約1か月間で4回の施術を行い、「A.P.バランス整体法」の施術前後で比較検証しました。結果、首・肩・腰などを含めた全身16か所で施術後に有意な痛みの軽減がみとめられた。身体的な背景情報としては、施術後に身長が平均0.5cm増加、脈拍数の減少があった。

また、身体の痛み、全体的健康感、活力の3項目で優位なQOLの向上が見受けられた。

【論文】
掲載誌: 日本予防医学会雑誌
題目 : A.P.バランス(R)整体法の身体的痛みとQOLに対する効果:
パイロットスタディー
著者 : 楠原 将平(1)、片野 晶子(2)、山下 典生(3)、小牧 めぐみ(1)
(1)株式会社ファクトリージャパングループ、
(2)株式会社インクルーシブ教育研究所、
(3)岩手医科大学医歯薬総合研究所超高磁場 MRI診断・病態研究部門
掲載号: 第11巻 第2号

参考リンク
ファクトリージャパングループ

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