ビューティミラーで日々の肌状態を評価

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2017.05.11

編集部

XYZプリンティングジャパン株式会社(東京都板橋区、本社・台湾)は11日、都内で記者会見を開き、「キレイを求め続けるすべての人へ」をコンセプトにしたデバイス型ビューティミラー「HiMirror(ハイミラー)」(税別49,900円)を開発したと発表した。これと併せて使用できる「スマートボディスケール」(同18,800円)、「HiSkin」(同8,680円)とともに、6月12日から自社サイトにおいて販売を開始する予定だ。

「HiMirror」は、高精度カメラ機能とアプリケーションにより、毎日の肌状態を分析してデータをトラッキングし、この結果に基づいて必要なお手入れをアドバイスできる。具体的には、ミラー上部に設置されたカメラで顔を画像キャプチャすると、シワ、小ジワ、肌の色、シミ、クマ、毛穴などの状態を数値で評価。各測定項目ごとに目標を設定して、日々の肌変化を比較できる。このため、現在使用している化粧品が自分に合っているかどうかなどが判別できるという。

操作方法にも工夫がこなされている。シャワーやお風呂から上がった後の使用も想定しているため、タッチ方式ではなく、手を上下左右に動かすジェスチャー方式を採用。併せて、ボイス認証により操作でき、ミラーを汚すことなく簡単に操作できるようになっている。

ゲストで登壇したタレントのSHELLYさんも、実際に「HiMirror」を試用。「HiMirror」を監修した渋谷スキンクリニック院長の吉田貴子氏がSHELLYさんの評価結果を解説した。評価によると、SHELLYさんの肌のハリに関するスコアは平均以上と高かった一方で、肌の明るさについては平均より少し低かった。明るさが低いのは「肌が乾燥しているため。マッサージした後に化粧すると良い」(吉田氏)などとSHELLYさんへアドバイスしていた。

「HiMirror」には、お出かけ先のシーンに合せたライティング機能もあり、パネルを鏡として利用してメイクができる。また、「スマートボディスケール」は体重計として利用でき、体脂肪、基本代謝量、骨質量など各種項目を測定可能。「HiSkin」は、外出先に携帯でき、その場で肌に押し当てることで、メラニンや水分量を測定できる。

「HiMirror」の発明者で同社代表取締役のSimon Shen氏は、「HiMirror」の開発背景について、妻と一緒に過ごす時間が十分にとれなかったことを挙げた。「当時、世界を飛び回っていた私の忙しさについて、妻に理解してもらえなかった。だから妻に共感してもらえる製品を作りたかった」(Shen氏)といい、結果的に妻の理解を得られた裏話を披露した。

同社は、15日から東京ビッグサイトにおいて開催される「ビューティーワールドジャパン」に出展する。ブースでは「HiMirror」を紹介する予定だ。

参考リンク
XYZプリンティングジャパン株式会社
「HiMirror」購入サイト

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