資生堂がキッザニアにビューティサロン、将来顧客と”社員”を育成

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2013.06.21

編集部

資生堂は、子供向け職業・社会体験施設「キッザニア(KidZania)」に、オフィシャルスポンサーとして、化粧の楽しさを体験できるパビリオン「ビューティーサロン」を常設する。7月8日に「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市、ららぽーと甲子園)に、10月1日には「キッザニア東京」(東京都江東区豊洲、ららぽーと豊洲)にもオープン。店頭の接客役に扮した子供たちが、お客様役の子どもたちへ実際にメーキャップやネールを行う。将来の顧客獲得だけでなく、将来の”社員”育成にもつながりそうだ。

パビリオン出展は、未来の顧客層となる子供たちへ同社のブランドイメージをアピールするとともに、化粧の楽しさや、店頭で接客を行うビューティーコンサルタントという職業への憧れ・親近感醸成を目的としている。サロンでは、子供たちが接客を行う「ビューティーコンサルタント(BC)役」と、接客を受ける「お客さま役」に分かれ、「スキンケア」「メーキャップ」「ネール」を実際に行うことで、化粧の楽しさを体験する。

ファッション・美容情報に触れる時期の低年齢化と、それに伴う美容・化粧行為の低年齢化が進んでいる。「子供の美容に関する正しい情報が欲しい」という保護者らのニーズも高まっているとのことで、同社は、思春期前の子供たちを対象としてWebサイト「キッズのためのキレイクラブ」を運営したり、2010年からは、全国の小学校で子供セミナーを開催。12年度は全国17校で計1,241人の児童を対象に正しい洗顔法などを指導した。同社は、「パビリオン出展を機に、幼少期における美と健康の基本を正しく伝える活動を強化したい」、と話している。
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【パビリオンの概要】
定員: 合計20名/1回
・ビューティーコンサルタント役:スキンケア3名、メーキャップ4名、ネール3名
・サービスを受けるお客さま役:スキンケア3名、メーキャップ4名、ネール3名
所要時間:
「ビューティーコンサルタント」約30分(15分の接客レクチャー含む)、「お客さま」約15分
体験内容:
ビューティーコンサルタントは「スキンケア」「メーキャップ」「ネール」の中から選択したコースの接客レクチャーを受けた後、実際に接客応対を行う。

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