3割の消費者がオンラインで化粧品の非正規品を購入した経験あり

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2017.07.21

国際部

世界の消費者の27%が無意識のうちに非正規品の消費財をオンラインで購入した経験があるらしい。企業ブランドを保護するソフトウエアを開発する MarkMonitor社(サンフランシスコ)が7月18日にリリースした消費者レポート「 MarkMonitor® Online Barometer – Blobal Online Shopping Survey 2017-Consumer Goods」の中で、このような調査結果を明らかにした。

このアンケート調査は、独立系市場調査会社Vitreous Worldにより2017年5月4日〜10日にわたり、英国、米国、中国、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデンを含む10カ国で 4,401人を対象に実施された。スーパーマーケットなど小売店以外で購入した化粧品、トイレタリー、医薬品、ビタミン、サプリメントなどの消費財に関するオンラインショッピング動向を調査したもの。

非正規品の購入経験がある消費財カテゴリーでは、メイクアップが一番高く、消費者の32%は購入経験があると回答した。スキンケア(25%)、サプリメント(22%)、薬(16%)と続いた。

さまざまなオンラインチャネルを通して非正規品の販売が発見されており、
オンラインマーケットプレイス(39%)、検索エンジン(34%)、モバイルアプリ(22%)、ソーシャルメディア広告(20%)などと回答された。

オンラインショッピングサイトの信頼度に関するアンケート調査では、ブランドウェブサイトが最も信頼されており、回答者の89%が肯定的だった。オンラインマーケットプレイス(74%)、オンライン薬局(67%)、モバイルアプリ(67%)と続いた。

回答者の34%は偽造販売業者からブランドを守る責任がメーカー側にあると考えている結果も明らかにした。

参考リンク
markmonitor.com

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