2013年米国農業法改正ならず

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2013.06.24

編集部

2013年の米国農業法の改正が見送られた。
米国では、2005年から実施されているBioPreferred Federal Procurementにより米国連邦政府がバイオベース含有量の高い製品を優先的調達が義務付けられている。2008年にはバイオベース製品の利用促進を一般にも広めるため、農業法の改正も行われた。これらの法律により、トウモロコシで走る自動車や、オレンジの洗浄剤などが一般化し、また、化粧品添加物においても化学製品からバイオベースの製品への転換のきっかけとなったとされている。 

今回の改正は、農業生産物の食品への供給増加を背景に、数年来の干ばつで経営的に苦しい状況に立たされた生産者への支援と環境保護を目的とした予算プログラムの要求をカットされた形。米国では、2012年にも新農業法制定が見送られている。

 

 

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