千葉の上半期経済動向、インバウンドで化粧品が好調

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2017.10.25

編集部

株式会社ちばぎん総合研究所(千葉県千葉市)がまとめた「千葉県経済の動き」(2017年4~6月期動向)によると、依然としてインバウンドによる国産化粧品が好調に推移していることがわかった。

同社の調査によると、訪日旅行プロモーションの効果や航空路線の拡大を背景とした訪日外客数の増加(17年1~6月:1375万人、前年同期比17.4%増)に伴い、県内ホテルの客室稼働率は、千葉・成田を中心に8割程度の高い水準を維持している。

免税売上も、高品質な国産化粧品などを中心に好調で、一部百貨店では2桁の伸びとなっている。テーマパークや外食への入り込みも順調に増加しており、訪日客においてもコト消費が堅調だ。

実際、県内百貨店の売上をみると、3月は三越千葉店の閉店セールが牽引し、前年同月比6.6%増と大きく伸長。セールの影響を除いても(三越千葉、柏そごうを除いたベース)、3月は0.9%減、4月は2.7%増、5月は1.8%増と回復しつつある。

参考リンク
株式会社ちばぎん総合研究所

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