ハウス オブ ローゼ、2018年3月期Q2の当期純利益は36.3%増

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2017.11.9

編集部

株式会社ハウス オブ ローゼ(東京都港区)はこのほど、2018年3月期第2四半期の売上高が前年同期比3.3%増の70億7100万円、当期純利益が同36.3%増の1億8600万円となったと発表した。

事業別に業績を見ると、主力であるハウス オブ ローゼ直営店販売事業については、“ミルキュアピュア”及び“リファイニングホワイト”の両スキンケアラインを主軸とするコンサルティング販売の強化、及び課題である新客増加を目的とした商品の拡充や、広告宣伝をはじめとした諸施策に注力。

また「1店舗当たりの収益力強化」を推進するため、前期に引き続き不採算店舗の退店を実施、第2四半期までに2店舗出店するも3店舗退店したことで、前年同期末より2店舗減少となった。新店効果もあり専門店客数は前年同期を上回ったが、百貨店における客数減と店舗数の減少が影響し、売上高は前年同期比0.4%の微減となった。

ネット通販事業は、自社ネット通販においてSNS等で新規層へアプローチする新たな広告宣伝等を実施。会員数も順調に増加し、売上高は前年同期比25.1%の増加となった。

直営店サービス事業については、リラクゼーションサロン事業は事業改善を進めており、その一環として第2四半期では2店舗を退店し、店舗数は前年同期より5店舗減少。退店店舗の施術スタッフを再配置することで、課題であったスタッフ数不足は徐々に解消しつつあるものの、店舗数及び客数減等の影響で、売上高は前年同期比6.1%減となった。

一方、カーブス事業は7月に約4年ぶりに出店した新店を中心に順調に会員数を伸ばし、第2四半期末会員数は前年同期より200名強増加し、売上高は前年同期比1.8%の増加となった。

卸売販売事業については、個人オーナー向け卸売部門は、店舗数の減少や既存店売上の低迷が影響し、売上高は前年同期比4.3%の減少。一方、量販店向け卸売部門は、ボディケア化粧品を中心とした新MD「リラックスタイム」の展開並びに店舗運営に係るフォロー体制を強化し、売上高は同1.6%の増加となった。また、その他一般向け卸売については、現在試行中の中国向け越境EC事業者への卸売販売が大きく増加したことに伴い、売上高は前年同期の約2.7倍と大きく増加した。

2018年3月期通期の売上高は前年比2.7%増の140億円、当期純利益は同1.4%増の2億1500万円を見込んでいる。

参考リンク
株式会社ハウス オブ ローゼ

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