高砂香料工業、2018年3月期Q2の当期純利益は6.0%増

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2017.11.10

編集部

高砂香料工業株式会社(東京都大田区)は9日、2018年3月期第2四半期の売上高が前年同期比1.2%増の715億1800万円、当期純利益が同6.0%増の34億8600万円となったと発表した。

主な部門別の業績を見ると、フレーバー部門はシンガポール子会社の減収などにより、前年同期比0.8%減の427億4900万円、フレグランス部門は米国子会社などが好調に推移し、同2.0%増の185億6100万円、アロマイングリディエンツ部門は主力品メントールが堅調に推移し同0.5%減の56億2700万円、ファインケミカル部門は医薬中間体の伸長により同26.5%増の38億5900万円などとなった。

香料業界においては、中国や東南アジアほかの海外市場での成長が引き続き期待できるものの、国内外ともに成熟市場での事業展開においては競合他社との競争環境が一段と激しくなっている。

2018年3月期通期の売上高は前年比5.3%増の1440億円、当期純利益は同5.2%減の60億円を見込んでいる。

参考リンク
高砂香料工業株式会社

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