花王、台湾のビューティケア製品新生産棟が竣工

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2017.12.1

編集部

花王株式会社(東京都中央区)の台湾における現地法人、花王(台湾)股份有限公司が新竹工場(台湾新竹縣)の敷地内で建設を進めていた、ビューティケア製品の新生産棟が完成し、このほど竣工した。初期投資額は約33億円。

花王は近年、国内外で生産能力の増強を進め、新工場の建設や生産ラインの増設を行っている。今回完成した新生産棟は、台湾で成長が著しい花王のビューティケア事業において供給能力を強化させるのが狙い。

既存の設備とあわせた新竹工場のビューティケア製品の生産能力は、従来の約2倍となる。花王(台湾)の新竹工場は、2009年3月に、台湾のビューティケア業界の生産設備として初めてGMP認証を取得した工場。新生産棟ではより高機能・高品質な製品を生産できるように、さらに高度な設備を設置するとともにクリーンルームを備え、台湾のビューティケア業界でトップレベルの製造環境基準を実現した。

新生産棟ではまず、『ビオレ』『メンズビオレ』などのスキンケア製品、『エッセンシャル』『リーゼ』などのヘアケア製品の生産を行うが、今後の事業展開に応じて生産品目を拡大していく予定だ。

参考リンク
花王株式会社

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