P&Gジャパン、グローバルスケール活かし成長へさらなる加速

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2018.01.11

編集部

<2018年の年頭所感>P&Gジャパン 代表取締役社長 スタニスラブ・ベセラ氏

年頭にあたり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年は、新たな市場を創り出す革新的な製品の導入などが奏功し、おかげさまで一昨年を越える伸び率で売上の伸長を達成することができました。また、一昨年に策定しました中期経営計画「Vision 2020」も、それぞれの重点課題での取り組みが順調に実を結びました。得意先の皆様方の継続的なご協力とご支援に対し、厚く御礼申し上げます。

ファブリックケアカテゴリーでは、昨年夏に「アリエール」と「ボールド」からジェルボール3Dを発売しました。3層構造に分かれた革新的な製品の開発により、これまでの洗濯洗剤では実現できなかった新たなテクノロジーを消費者の皆様に提供でき、さらに、市場の拡大にも貢献することができました。また、「レノアハピネスアロマジュエル」も、洗濯機に入れる香水という新たな価値を提案し、市場におけるリーディングブランドに成長いたしました。

「パンパース」は昨年、日本での発売40周年を迎え、プレミアムラインとスタンダードラインの両方をリニューアルし、吸収力や通気性を高め、より質の高い製品を提供できました。

そして、プレステージスキンケアの「SK-Ⅱ」は、各チャネルでの新規顧客獲得への取り組みなどが奏功し、売上を順調に伸ばすとともに、百貨店におけるリーディングブランドのポジションを強化できました。

昨年は、得意先様のご協力により、店頭プランの強化や、従来以上の規模での、店頭を基盤とした製品とストアブランディングを絡めたプランの実施。ならびに、新規顧客獲得を目的としたサンプリングなど、得意先様との協働プログラムを強化することができました。その一つとして、平昌オリンピックに関連したコーポレートキャンペーンにおいては、前回のリオデジャネイロ大会と比較して、さらに多くの得意先様に協働キャンペーンを展開していただいております。2020年の東京オリンピックに向けて、引き続き得意先様との協働を強化し、店頭展開と連動させ、さらに盛り上げていきたいと考えています。

また昨年度より、得意先様に新製品の革新性、ならびに、マーケティング戦略へのご理解をより深めていただき、強固な協働プランの立案、展開に力を入れることができました。改めて、ご協力とご支援に対し、心より感謝申し上げます。

今後のビジネスの成長を見据えまして、本年は、中期経営計画「Vision 2020」の柱の一つである組織力の強化にも引き続き尽力いたします。

社会状況も変化し、消費者もより多様に、かつ生活スタイルや嗜好なども変わってきております。多様な消費者やショッパーの理解を深め、変化していくニーズに対し、新たな価値を提供できる機会を創り出すことで、日本市場には、まだまだ成長の機会が十分にあると私は考えています。

昨年発売した「アリエールジェルボール3D」のように、新たな市場を創り出す革新的な製品の導入に加え、当社の強みの一つでもあるグローバルスケールを十分に活かした新たな店頭展開のアイディアの提案と導入や、テクノロジーを駆使した革新的な手法など、成長をさらに加速させるためのさまざまなプランを実行して参りたいと考えています。

つきましては、引き続き、皆様からのご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。また、皆様にとりましても、更なる躍進の年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

参考リンク
P&Gジャパン

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