日本触媒、化粧品原料分野に参入へ

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2018.01.15

編集部

化学メーカー―の株式会社日本触媒(東京都千代田区)は、化粧品分野(原料)に新規参入する方針を固めた。すでに社内に化粧品事業準備室を設置して事業化に向けて準備を始めている。

同社は、2017年度から2020年までの3ヵ年中期経営計画の中で、医薬品と化粧品を中軸とするライフサイエンス事業を強化することを明記。
その基本方針に沿って明確な責任体制の下、効率的かつスピーディーに化粧品の事業化に踏み出すことを決め、2017年7月に化粧品事業準備室を新設した。
現在、同準備室では、化粧品原料の事業化に向けた取り組みとして機能性ケミカル、天然系ケミカルの中で化粧品原料として最適な素材の絞り込みと開発、供給体制の確立及び提案営業による販売体制の構築などに取り組んでいるとみられる。

しかし、現段階においては、具体的な事業化に向けてどのような事業を展開するのか、どのような事業を目指すのか、参入時期などについて全般的に不透明な部分が多い。今後、新年度入りの4月までにも化粧品事業についての骨格を固めて全容を明らかにする意向。

参考リンク
株式会社日本触媒

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