ナリス化粧品が紫外線を浴びた肌の再生を阻害することを発見

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2018.01.19

編集部

株式会社ナリス化粧品(大阪府大阪市)は、紫外線照射による細胞内酸素量の研究において、「紫外線を浴びた肌は、皮膚の細胞内の酸素量が減少することを発見した」(データ図参照)と公表した。

同社は「この 紫外線を浴びた肌では、酸素量が減りそれが肌の生まれ変わりを阻害している」という研究成果について2017 年 12 月 15 日~17 日に開催された 日本研究皮膚科学会等で発表した。
同社によると「紫外線を浴びた肌は、皮膚の細胞内の酸素量が減少する。また、この時、細胞に対する酸素供給が不足状態に陥った際に誘導されてくるタンパク質で、転写因子として機能する低酸素誘導因子(HIF-1α)が増加し、組織の修復を促すものの、加齢によってその働きが低下することもわかった」という。

同社は、皮膚中に存在する HIF-1αと老化の関連を研究するなかで今回の発見に至ったもの。今後、同社は、肌の保護、修復を助けコラーゲンの線維形成を促進するHIF-1αの増加を促す成分の開発に取り組み、 スキンケア品や日焼け止め製品への採用に繋げていく計画。

参考リンク
株式会社ナリス化粧品

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