ファンケル、契約社員とパート社員を「無期労働契約」に

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2018.01.30

編集部

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は30日、本社部門、工場部門で働く契約社員とパート社員、直営店舗で働くパート社員のすべてを、4月から契約期間の定めのない「無期労働契約」へ切り替えると発表した。4月1日以降に契約社員やパート社員として入社する場合は、全員が「無期労働契約」となる。

対象会社は、株式会社ファンケル、株式会社アテニア、株式会社ファンケル美健、 株式会社ファンケル発芽玄米(3月に製造機能を株式会社ファンケル美健に吸収分割予定)、ニコスタービューテック株式会社、 株式会社ファンケルスマイルの6社。対象人数は、2017年12月末時点で計938名。契約社員は4月1日から、パート社員と店舗パート社員は4月11日から切り替わる。

同社は、「長く安心してファンケルグループで活躍していただきたい」との考えから、これまでもさまざまな働き方改革を推進してきた。例えば、4月から店舗での契約社員の雇用区分を廃止し、新たに「地域限定正社員」を設けることを決定している。全国の直営店舗で働く契約社員全員971名(2017年12月末時点)が対象で、現在店舗スタッフの65%を占めている。

今回新たに「無期労働契約」への切り替えを実施するのは、安定した雇用を約束し、優秀な人材を確保するのが狙い。今後も働き方改革を進め、従業員全員が一生涯いきいきと働ける労働環境を整えていきたい考えだ。

参考リンク
株式会社ファンケル

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