堺化学工業、中期経営計画の数値目標を下方修正

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2018.02.7

編集部

堺化学工業株式会社(大阪府堺市)は6日、中期経営計画の数値目標を修正したと発表した。2019年3月期の売上高を1000億円から900億円、営業利益を60億円から54億円にそれぞれ下方修正した。

下方修正に至ったのは、衛生材料において輸出商材が海外顧客の生産体制再構築などの影響を受けて伸び悩んだこと、産業資材において復興事業が次期フェーズへ移行したことにより取扱商材の需要が減少したことを挙げた。

また、医薬品原薬・中間体において、主力製品の販売数量減と原価上昇により収益が大きく減少していることに加え、期待していた新規製品の生産量が当初計画より伸びていないことのほか、事業を売却したこと(松岡メディテック株式会社、ラインファルト工業株式会社)を理由に挙げた。

中期経営計画で掲げている事業戦略については、引き続き推進するとともに、高付加価値品の拡販や資産のスリム化など、ROE5%以上の収益力を目指していくとしている。

参考リンク
堺化学工業株式会社

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