P&G、ニュージーランドのスキンケアブランド「Snowberry」買収

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2018.02.26

国際部

米日用品最大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が、ニュージーランドのスキンケア会社スノーベリー(Snowberry)を買収したと、米地方紙のシンシナティ・ビジネス・クーリエは、このほどウェブ版で発表した。買収額など詳細については明らかにされていない。

P&Gは昨年11月に、サンフランシスコに拠点を置く自然派デオドラントブランドのネイティブ(Native)を買収しており、3ヶ月以内で2度目の買収となる。

スノーベリーはニュージーランド人ソラヤ・ヘンデシ氏が2007年に自身が信頼できるスキンケアを製造するために創業。 ニュージーランドの 熱帯雨林の樹木、植物、種子を原料に老化防止のスキンケアラインの開発に着手した。「ハラケケ」と称されるニュージーランドフラックスから抽出した天然オイルはフィトステロールズとオメガ酸が豊富で自然な潤いと水分を補給するという。これらの成分をスキンケアに応用して製品開発に携わった。クレンザー、アイケア、保湿クリーム、ナイトケア、美容セーラム、サンケアなどの製品を揃える。

現在は、ニュージーランド国内をはじめ、中国、アメリカ、カナダなどで製品販売している。買収完了後も、創業チームが引き続きスノーベリーの経営に携わる予定で、P&Gの販売戦略に後押しされてグローバル市場でのビジネス加速が期待される。

参考リンク
snowberrybeauty.com

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