ライオン、新中期経営計画「LIVE計画」を策定

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2018.02.22

編集部

ライオン株式会社(東京都墨田区)はこのほど、2030年に向けた新経営ビジョンとその実現に向けた新中期経営計画「LIVE計画(LION Value Evolution Plan)」を策定した。実施期間は2018年~2020年の3カ年。

「次世代ヘルスケアカンパニーへの進化」をテーマとし、国内・海外において将来を見据えた成長のための取組みや体制整備を進めるとともに、経営効率の向上を更に加速させ、収益体質の強化を目指す。

様々なテクノロジーやサービスとの新結合により、一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」を実現する新しい事業価値を創出する。具体的には、口腔ケアから全身健康ケアにつながる「オーラルヘルスケア事業」への拡張・進化、日常生活をQOL向上に向けた健康習慣へと”リ・デザイン”するヘルスケア事業への進化、先端テクノロジー(IoTやAI等)を活用した新たなヘルスケアビジネスモデルを創出—を掲げた。

また、成長するアジア市場を中心に、グローバル化とローカル化の融合を図り、独自の競争優位を創出し、事業規模の拡大と参入エリアの拡張を推進。ECチャネルの活用やM&Aなどを起点としたビジネスエリアの拡大を目指すことなどをうたった。

同社グループは、2018年度から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用。2020年には売上高4000億円、当期純利益280億円、ROE12%水準を掲げた。このうち一般用消費財の売上高は2500億円とし、年平均5.1%の成長率を目指す。連結配当性向30%を目安とした株主還元の充実に努めていく。

参考リンク
ライオン株式会社

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