資生堂、10月にオフィス再編し銀座に新社屋オープン

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2013.07.16

編集部

資生堂は10月2日、東京・銀座に新社屋「資生堂銀座ビル」(=画像)をオープンする。同社は現在、オフィス再編を進めており、都内に分散しているオフィス機能を集約して、部門の再編成を行っている。生産性の向上と効率化が目的で、今回の新社屋にもオフィス機能を集約させるほか、多目的ホール、レストラン、美容施設なども設けるなど、同社ブランドを発信する総合施設となる予定。一連のオフィス再編は、2014年秋の完了を目指している。

資生堂新オフィス都内に分散しているオフィス機能(子会社含む)は、3つの本社拠点(資生堂銀座ビル、汐留オフィス、汐留FSビル)に集約する。今回オープンする新社屋は「価値創造拠点」として位置付けており、宣伝制作部、企業文化部などのクリエイティブ部門を配置するほか、子会社の資生堂パーラーも入居する。2014年秋には「資生堂五反田ビル」を閉鎖し、「資生堂ビューティークリエーション研究センター」などの複数の部門を「汐留FSビル」に移す。

この再編により、同社オフィス面積を約10%削減することが可能となる。外部への賃貸収入を含めたオフィス賃料も改善予定だ。オフィス関連総コストは、新社屋の建設やオフィス再編費用で一時的に膨らむが、2015年度は2012年度並み、2016年以降はコスト低減を見込んでいる。

<資生堂銀座ビルの概要>
【敷地面積】 約 1,130 ㎡
【延床面積】 約 8,900 ㎡
【階数】 地上 10 階・地下 2 階
【高さ】 約 48m

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