【連載】大手化粧品会社の研究③マンダムの会社研究 ~新3ヵ年中期計画推進、連結売上900億円目標~

2018.02.7

特集

編集部

マンダムは、2017年12月に創業90周年を迎えた。さらに100周年にあたる2027年での同社が目指す未来像として「ビジョン2027」を明文化した。この「ビジョン2027」実現のため、最初の3ヵ年として2018年3月期(2017年4月)から2020年3月期(2020年3月)までの新3ヵ年中期経営計画を「企業基盤整備期」と位置づけて経営基本方針と経営基本目標を策定し、計画達成に向けて取り組んでいる。

同3ヵ年経営計画の経営基本方針として
①強固な柱となるカテゴリーの育成とブランド価値向上の徹底
②インドネシアのマス中間所得層へのお役立ち拡大や海外各国の生活者の消費ニーズを把握したマーケティング推進と収益性の向上
③グループの人事制度、会計システム、情報システムの整備による意思決定の精度向上グループオペレーション体制の構築と単位当たり生産性を向上する体制の構築等を設定した。

こうした経営の基本方針に諮って事業を推進することで、経営目標として最終年度の売上高(連結)900億円、男性事業の年平均成長率3%以上、女性事業年平均成長率10%以上、海外事業年平均成長率10%以上、連結営業利益率10%以上、株主還元配当性向40%以上継続などの数値目標(経営基本目標参照)を達成する。

同社は、3ヵ年経営計画の経営基本方針と経営目標について全員参加型経営で取り組む。経営理念やビジョン、経営計画など社内のすべての業務プロセス、ステークホルダーとの関係重視等について能力や努力を結集しながら進める。特に、社員は、経営方針や部門方針などを十分に理解・納得し「自分にできることは何か」を自発的に考えて行動する点に斬新さが見られる。

 

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