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リクルートが2013年トレンド予測を発表!キーワードは「ままも族」

2013年トレンド予測。キーワードは「ままも族」

2013年トレンド予測 キーワードは「ままも族」

高校生以上の娘と一緒に美容サービスを受けるママが増加

株式会社リクルートホールディングスは1月10日、「2013年のトレンド予測」を発表した。美容領域における今年度の予測は、同社ビューティワールド総研 センター長 野嶋朗氏が担当し、2013年のキーワードとして「ままも族」を挙げた。

同氏によると、美容消費は不況下でも堅実に推移しており、なかでも高校生以上の娘と一緒に美容サロン・美容サービスを受ける母親の増えているという。

その背景として、団塊世代・バブル世代の母人口の増加(F2、F3層)と共アンチエイジングへのニーズが高まっていることや、美容技術が進化、多様化、低価格化していること、また母も娘も“女子”であり、美容意識が同質化していると同氏は指摘する。さらに、娘とは友達のような感覚でいたいという母親の増加や、モノ消費よりも母と娘が一緒に過ごす時間消費のイベント消費(コト消費・絆消費)が大切にされている傾向も後押ししているという。

ままも族消費が最も顕著なのは美容室だ。15歳以上の娘がいる母親にアンケートをとったところ、これまでに娘と美容室に行ったと回答した女性は49.6%と、約半数にのぼる。娘と一緒に美容サービスを利用する理由として、「気を遣わなくていい」「娘と一緒に体験できることが嬉しい」「コミュニケーションを深められる」という回答が上位を占めた。さらに娘世代からも、母親と一緒にサロンに行く理由として、「気を遣わなくていい」「経済的メリットがある」「母親と一緒に体験できることが嬉しい」という回答が寄せられており、母親からの経済的援助も期待する、娘側のしたたかな心理もみてとれる。

エステティックサロン、美容サロンにおいても、母親の「新しいメニューを体験したい」という意欲や、娘の「母親もキレイでいてほしい」という心に訴えかけるメニュー開発、親子利用特典の設定が求められるようだ。

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